ゴキブログ一覧
2011 .1.31
コワモンゴキブリ 交尾
左が♀.
右が♂.
同じゴキブリ科の中でも,ワモンやトビイロの前胸背板は,雌雄で大きさがあまり変わらないが,コワモンゴキブリは見て違いがわかるほど大きさが違う.
横より.
2011 .1.28
Rhyparobia maderae 飼育
マデラゴキブリの飼育.
飼育当初は,ヤシガラマットを入れていたが,現在はこんな感じ.
害虫群に入れられる種だけあって,ワモン飼育のように簡単なセットで増えている.
しかも卵胎生の為,卵鞘時の事故も少なく,卵鞘を産み落とす種より確実に増える.
餌はネズミ固型飼料.
写真は床換え間近の状態.
2011 .1.27
ワモン of the iou
片前翅が羽化不全なのは残念ではあるが,ワイルドワモン.
2011 .1.26
Hemithyrsocera histrio 初齢後期幼虫
体長5mm程度.
腹背面にはアリの腹部に似せた黒斑がある.
終齢近くまでこの特徴は残るようだ.
2011 .1.25
Hemithyrsocera histrio 退色
羽化したての成虫.
生涯このような色だと思っていたが,歳をとると退色する.
飼育は爬虫類ではないので,薄暗い環境である.
紫外線など太陽光を浴びていると退色はしないのだろうか.
2011 .1.24
仔を思う母クマネズミ
クマネズミの繁殖は難しい.
ドブネズミのように,狭いケージの中では中々繁殖をしない.
そんな中,この夫婦はケージの中で3回目の出産をした.
今回は6匹生まれ,4匹残った.
生後3週齢の子供.
すでに目が開き,走り回るが母の懐が居心地良いようだ.
しかし,腹下に収まっていない.
腕を伸ばし,仔をかばう様にこちらを警戒している.
2011 .1.21
ゴキブリ3億年のひみつ
ゴキブリに興味を抱いた人であれば,名前ぐらいは聞いた事があるでしょう.
安富和男博士の書かれたゴキブリ本.
歴史から人との関わり,行く末まで分かりやすくまとめてある良い本.
書店では絶版になっていたと思う.
もし見つけたら即買.
2011 .1.20
トビイロゴキブリ交尾
トビイロゴキブリ交尾.
トビイロゴキブリ自体がそう多くないので,そうそう見る機会が無い.
ワモンと変わりないともいえるが.
これは雄の翅が上にきている.
横より.
色んな角度から写真を撮ろうといじっていたら,
雌の翅が上に来ている.
交尾にあたり,翅の位置はどちらでも良いのであろう.
明日より1週間出張します.
ブログの更新は出来ると思いますが,その他の作業は止まります.
2011 .1.19
マダゴキ類のダニ駆除 その4
ちょうど1年前に全数水洗駆除を実施したが,残党がいたらしく,現時点で再び大発生となってしまった.
幸いな事に,炭カルの滑り効果と,蓋の間にシートを挟んでいる為か,他のマダゴキ類には移らない.
前回水道洗浄した後に,ダニに効果あると教えてもらったスプレーを使用して見た.
腹面に多く付着しているので,腹面だけ2吹きかけた結果.
スプレーを避けて背面や,ゴキブリから離れて徘徊するダニもいる.
一応効果はあるようだ.
しかし,
一晩置いといたら,元の通りゴキブリに付着していた.
スプレーした後,離れたダニを回収しないと,ダメなようだ.
ダニを殺す訳では無いので,当たり前といえば当り前だが.
2011 .1.18
Archiblatta hoeveni 産卵?
数日前,とほほな産卵を紹介したが,今度は少し期待できそうな卵鞘を産んでいた.
幾分,昨日の不完全白卵鞘が入っていそうだが,状況は改善されてきたと喜びたい.
2011 .1.17
白い卵鞘
トビイロゴキブリの未交尾♀の卵鞘.
ワモンゴキブリなども,未交尾だとこのような色素の抜けたような卵鞘を生む事がある.
結末は卵食されるのだが,正常に産下されたとしても,孵化はしない.
2011 .1.14
Princisia vanwaerebeki 飼育
虫体自体が大きくなる為,
飼育容器はプラケ特大の浅底の物を使用している.
マダゴキといわれるグループは繁殖は容易なイメージがあるが,突然産まなくなったりする為,少ない個体数から飼育を始めると,意外と難しい事がある.
ベストな飼育環境は不明.
このスタイルでも本種は維持できている.
2011 .1.13
ワモンゴキブリ頭部
たまに,好きなゴキブリは何ですか?
と聞かれる事がある.
好きと,欲しいは別と考え,「ワモンゴキブリ」.
と今の時点では答えている.
正面.
横.
斜め.
理由を聞かれても,これといってないが,どこにでもいるコスモポリタンな昆虫.
大きい.
綺麗.
繁殖が楽.
寿命が長い.
単為発生する.
探すとまだたくさんあると思うがこんな所で.
2011 .1.12
ゴキブリと駆除
書籍名 :ゴキブリと防除
著者 : 緒方一喜・田中生男・安富和男
出版社 :(財)日本環境衛生センター
衛生害虫として重要な種 13種を解説し,ゴキブリの歴史から生態・駆除・飼育までまとめてある.
表紙はコワモンゴキブリ(卵鞘生み始め).
裏.
価格は2000円.
すぐには絶版にはならないだろうが,買っておいて損は無いと思う.
2011 .1.11
Archiblatta hoevenii 想定外
前にも書いたが,F2の成長は,脱皮不全にならず,順調に成虫になっている.
唯一,同卵鞘内で成長不良だった幼虫が,やはりダメだった.
後一つ.ずっと気になっていたのだが,雌が卵鞘を付けているのを今回は見た事が無い.
♀成虫♂成虫共に複数おり,F3は「うはうは」と高を括っていたが・・・.
やっと確認できた卵鞘はごらんの通り.
これはやばいかも.
原因を究明中.
というか全く解らない.
2011 .1.7
チャバネゴキブリ孵化
PCOの業務の中で,最も多く接する昆虫がチャバネゴキブリである.
チャバネゴキブリの生態も,その実態も普通の人よりは詳しく身に着けている.
孵化する瞬間も,様々な経験から特別な物という感じはしていなかった.
がしかし,実際目撃すると,見た事が無いことに気がついた.
というか,そんな暇が無いと言うのが正解かもしれないが.
卵鞘を中に浮かせたまま幼虫があふれ出している.
まだ持ちこたえている.
開始から11分後.
皆脱出が終り,自立して行動を始めている.
がまだ親は卵鞘をつけて立っている.
と目を放した隙に,から卵鞘は外れて転がっていた.
この間約50分.
感動の出来事であった.
2011 .1.6
昆虫ゼリー
昆虫の飼育餌といえば「昆虫ゼリー」.
ムカデやハチといった毒虫までカバーする万能餌.
ゴキブリの飼育にも最近良く使う.
ヨロイモグラがゼリーを食べる様子.
もちろん,飲み水は基本であるので入れている.
食性がわからない種にはとりあえず使う.
しかし,無くてはならない物でも無さそうであるが・・・.
いろいろ使ってみたが,乳酸系はゴキブリには人気なし.
意外と○○タンパクゼリーとかより,安価な単味の物の方が好む気がする.
2011 .1.5
コマダラゴキブリ 交尾
♀の翅が多少不全であるが,交尾をする体力があれば産仔までいけるだろう.
マダラゴキブリ類は増えるときは何もしなくても殖えるが,何かのタイミングで体調をはずすと,一気に全滅に向かう(私の飼育法では).
油断大敵.
2011 .1.4
オオモリゴキブリ 3齢幼虫
表題と全く関係ないが,昨年末,桜島が雪に覆われる映像を見た.
鹿児島県は,九州の中でも独特のゴキブリ達が生息する地域.
ヒメマルゴキブリも鹿児島に産すると聞くが,あの雪の中無事越冬できたであろうか.
Symploce gigas gigas 3齢幼虫.
孵化後約2ヶ月.
体長は7mm内外.
体色は薄黄色.
野外種ではあるが尾肢の周りに,Periplaneta属幼虫が蓄えている白濁した粘性液を有している.
この調子で成長すれば,春先には成虫になりそうだ.
2011 .1.1
Macropanesthia rhinoceros
本年もよろしくお願いします.